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第31回 第83回選抜大会総括2011年04月07日
すべてにおいて高水準の東海大相模
佐藤(東海大相模)
今年、頂点に立ったのは東海大相模(神奈川)であった。
大会新記録となる総合最多安打(74安打)を打ちたて、さらには史上初となる1試合2本の満塁本塁打を記録。この記録だけ見れば、“猛打の相模”と印象付けたと思われる。
だが、相模の野球は「アグレッシブ・ベースボール」だ。積極的な打撃、積極的な走塁が数々の好投手を攻略したカギとなった。4本塁打を記録したとはいえ、相模の打者に共通して見えるのは徹底としたセンター返しとライナー性の打球を打ち返すこと。
来た球を逆らわずにセンター方向に打ち返し、そして不用意に振り回さずにゴロ、ライナーを意識したレベルスイングで速い打球が次々と内野の間に抜けていった。
そして積極的な走塁。昨秋の神奈川県大会からもすでに走塁においては、高校生のレベルではないと感じたほど。
まず膨らみが少ない走塁、一塁のハーフウェイから外野手のエラーで一気にホームへ還れるベースランニングの速さ、盗塁能力の高さ。
すべてが高校生レベルを凌駕していた。そして守備も外野手だけではなく、内野手の守備力も格段に向上し、鉄壁の守備を築き上げた。
また、相模にとって弱点であった投手陣。これも捕手・佐藤の卓抜なリードセンスによって抑え込んだ。走攻守において高水準を誇る東海大相模。春夏連覇へ向けて更に強いチームに成長していくか楽しみである。


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