揚村 恭平 (鹿児島実)
揚村 恭平
- 都道府県:
- 鹿児島
- 高校:
- 鹿児島実
- 学年:
- 3年
- ポジション:
- 一塁手
- 投打:
- 右/右
- 身長:
- 180cm
- 体重:
- 92kg
- 寸評
- 神宮大会の時にも名前あがっていて、レポートを作成しようと思ったが、推せる材料に乏しかったので作成を断念した選手。そんな 揚村 恭平 が、選抜では見違えるほど成長。今度は、ぜひ、取り上げてみたいと思わせる男になって戻ってきた。 彼の最大の魅力は、180センチ92キロの巨体から繰り出されるパワフルな打撃にある。その成長の軌跡をみてみたい。
(打撃内容)
神宮大会までは、技術的に課題が多く荒削りな選手だった。前足を軽く引いて、グリップを高めに添えた強打者スタイル。ボールをできるだけ引きつけてから、ゆっくり動き出す長距離打者が採用するタイミングでの始動。ベース側にしっかり踏み込み、最大の成長は、その足下がブレないでスイングできるようになったこと。これにより、外の球に対して、開くことなく我慢して叩くことができるようになった。
あらかじめトップ(バットを振りだし始める場所)に近い位置にグリップを置いておき、速い球に遅れないように意識している。ただ残念なのは、肘が下がってバットを振り出すため、腰の逃げが早いこと。ボールを捉えるまでに、遠回りにバットが出てしまうのだ。それでもボールを捉えるポイントが後ろのため、右方向には強く大きな打球が飛ぶ傾向にある。ただべース側に踏み込むのもあって、どうしても内角の捌きは窮屈になってしまう。彼の強打を恐れずに、内角を厳しく突いて来る投手に対してが、これからの大いなる課題となる。
(守備・走塁面)
一塁までの塁間に、5秒台はかかってしまう走力は、完全にマイナスポイント。その分を打撃でカバーするのが、彼のプレースタイル。ただ一塁守備に関しては、割合軽快で大きな問題は感じない。新チーム結成以来の秋の成績も、28試合で失策は1個と言う数字からも、このことが裏付けられる。 - 将来の可能性
- 元々は、打球は強烈で野手に間を強く抜けて行くタイプの強打者で、滅多にスタンドインと言うタイプではなかった。しかし始動の遅さからみても、今後スイング軌道やフォロースルーの取り方次第では、飛距離を売りにして行くだけの長距離砲に変わる資質は秘めている。それだけのパワーはあるのだから、あとは技術の問題だろう。
下半身の安定感を身につけ、軸は安定してきた。あとは、スイングの改善ができれば、見違えるような打者になれそう。選抜でもほとんどの打席で、ボールをバットにしっかり当てることができ、芯で捉えるミートセンスの高さも証明。この経験が、夏にどう生きるのか注目したい。最後の夏は、ぜひチームの核として全国制覇を実現して欲しい。今の彼には、それに相応しいだけの力を身につけつつある。 - 情報提供・文:2011.05.12 PN 蔵建て男
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