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- 2011年夏の大会 第93回鹿児島大会
- 薩摩中央vs鹿児島実
一枚岩の薩摩中央
今年の九州地区は大きな波乱が少ない。豪腕・松田 遼馬を擁するセンバツ出場組の波佐見が、長崎初戦で散ったぐらいか。しかし、各地で実力どおりに進行してきたトーナメントも、ここへ来て大きなうねりを見せ始めている。そして、今夏の九州で最大の波乱が起きた。鹿児島実の敗退である。
春夏通算25度の甲子園出場、1996年センバツ制覇、3度の甲子園ベスト4強以上、ベスト8強以上は8度も経験している鹿児島実の歴史の中でも、今年のチームこそが「歴代最強だ」と言う関係者もじつは多かった。
昨夏の鹿児島を制し、甲子園に出場した当時のレギュラー5人が引き続きチームの主力を成す。エース野田 昇吾は最速143キロの直球と高回転スライダーの精度にますます磨きがかかり、打線は九州最高の左打者・豊住 康太を筆頭に濱田竜之祐、揚村 恭平ら強力クリーンアップが圧倒的破壊力をフル回転する。
昨秋の九州大会では投打ともに質の違いを見せつけるかのような優勝を遂げ、九州王者として出場した神宮大会では準優勝を果たした。
「優勝候補」として出場した春のセンバツでは、優勝した東海大相模に敗れたが堂々のベスト8。その後、地元で行なわれた春季九州大会ではエース野田を温存し、控えメンバーを強化しながら選手層の厚さを見せつけての優勝。第1シードの今夏も鹿児島突破は有力と見られ、“それ”を成し遂げた瞬間にたちまち夏の全国優勝候補の筆頭に躍り出るだろうと言われていたのだ。それだけ、鹿児島実の実力は頭抜けていたのである。
そして、これを破ったのがノーシードで1回戦から勝ち上がり、この鹿児島実戦が6試合目となる県立の薩摩中央。その校名が聞きなれないのは、宮之城高校と宮之城農高が合併してわずか6年の月日しか経過していないからだろう。
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| 鹿児島実 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | ||||||
| 薩摩中央 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 |
鹿児島実:野田―黒木
薩摩中央:崎山―富満
本塁打:豊住(鹿児島実)
二塁打:黒木(鹿児島実)


















