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- 2011年第17回MBC旗争奪選抜1年生大会
- 鹿児島実vs伊集院

福永(鹿児島実)
「身体が反応した」鹿実・福永
鹿実21安打、伊集院12安打、合わせて33安打の乱打戦、試合時間2時間50分の消耗戦を鹿実が制した。福永泰志主将の第一声は「谷口の調子が悪くて、守備からリズムが作れなかった」と反省の弁。1年生チームの試合とはいえ、3失策を喫し、点を取っても取られて粘られた試合は満足いくものではなかった。
ただし、21安打の打線には迫力があった。リードオフマンの住田が5打数3安打、3番・福永は6打数4安打2打点、4番・横田は4打数2安打2打点、5番・矢野は6打数4安打4打点と、本チームでレギュラー、もしくはメンバー入りしている選手が、勝負強さを発揮して打線をけん引した。
中でも目を引いたのが福永の打撃センスだ。3点差に迫られた六回、初球の内角ひざ元に食い込んでくるスライダーを右中間に運んで2打点を稼いだ。
「監督さんから外を張っていて、内にきても反応しろと言われていた。決め球のスライダーだったけど、自然に身体が反応して腰が回ってくれた」。
宮下正一監督は「左打者であれを『当てる』ことはできても『芯に当てる』選手はなかなかいない。身体は小さいけど、芯に当てるセンスは豊住以上」と好打者で鳴らした前主将を引き合いにして称賛した。七回はセカンドライナーで併殺になったが、今度は外角の変化球に完全に体制を崩されながら、芯でとらえた打球を放った。「今は打てない気がしない。どんなボールでも身体が反応する」と好調ぶりをアピールする。
中学時代はボーイズリーグの鹿児島イーグルで世界大会のメンバーにも選ばれた逸材。1年生ながら、夏もベンチ入りした。中3の夏に腰の分離症が発覚し、その影響で新チーム最初の鹿児島市内大会はベンチ入りできなかった。この秋の県大会では本チームでも3番を任されながら、3回戦の鹿児島戦でまさかの敗退。最後の打者になってしまったことが「今までで一番悔しかった」と振り返る。夏は準決勝敗退、秋は3回戦敗退と不本意な成績で終わっているだけに「今年最後の県大会は、打って勝ちたい」と並々ならぬ決意を胸に秘めていた。
(文=政 純一郎)
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鹿児島実 | 3 | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 | 16 | ||||||
| 伊集院 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | 8 |
鹿児島実:谷口、福永―中島
伊集院:亀山、黒岩、元―新井
三塁打:福永2(鹿)東福(伊)
二塁打:大迫、長倉、住田、中島、横田(鹿)大竹山、新井、池田(伊)





























